私のシミ治療記:トレチ・ハイドロキノン療法①【連載 5/10】
※この記事は、個人的な感想を記載したものです。
特定の薬品や成分の使用を勧めるものではありません。
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トレチノイン・ハイドロキノン療法
2度のレーザー治療、5度のI2PLフラッシュレーザー治療を試みたものの、
相変わらず右頬にしぶとく張り付いている私のシミ・・・
治療前より悪化してしまって、もう光治療はこりごり!
そんな時に、インターネットで見つけたのが、トレチノイン・ハイドロキノン療法でした。
これ、イケるかも!
シミとの次なる戦いは、塗り薬で幕を明けました。
ハイドロキノンとは、“肌の漂白剤”と言われるほど美白効果の高い成分で、メラニン色素を生成する酵素(チロシナーゼ)の働きを抑制します。
美白成分には、ビタミンC、アルブチン、コウジ酸、プラセンタなど色々ありますが、ハイドロキノンは、美白作用は最強と言われており、既に生じているシミ(メラニン色素が皮膚に沈着したもの)を薄くすることができます。
トレチノイン(レチノイン酸)とは、ビタミンAの誘導体の一種で、角質を剥離する(はがす)作用で表皮細胞を分裂し増やす働きとともに、表皮の深いところにあるメラニン色素を排出する力があります。
もともとはニキビの治療薬として米国で処方されていたものですが、強力な皮膚のターンオーバー促進作用があることがわかり、シワやシミを改善するクリームに配合されるようになりました。
使っていくうちに、ぽろぽろ角質がはがれ落ち、皮が剥けるんだとか。
ちょっと怖い。でも、美しくなるためならトライする価値はあり。
しかも、シミだけでなくシワやたるみにも効果があるなんて、ステキ!
大手美容クリニック初診
早速、トレチノインとハイドロキノンを扱っている皮膚科を検索し、有名な 『Sクリニック』 の横浜院へ行ってみることに。
出迎えてくれたのは綺麗な女医さん、今までの経緯をお話しました。
〔初診の当日〕
医師:シミは右頬だけなんですね。
私 :そうなんです。 レーザーとかいろいろやってみたんですけど、悪化してしまって・・・
医師:トレチノインとハイドロキノンで、完全になくなるという保証はできませんが、試してみる価値はあると思います。それと、頬のたるみも出ていますね。
私 :実は、ちょっと法令線も気になるんです。
医師:30代くらいになると、頬がたるんで毛穴が開いて見えるんです。よく「毛穴を小さくしたい」とおっしゃって来る方がいますが、皮脂つまりで毛穴が目立つのではなく、たるみによって毛穴の周りが広がっている状態なんですよ。
私 :そうなんですか。
医師:うまく効果が出れば、たるみにも効きますから。頑張って塗ってくださいね。
私 :はい。わかりました!
たるみ毛穴まで指摘されるとは。
確かに、最近頬の毛穴が気になっていたところです。
↑シミがひどくて目立たないが、毛穴が広がってしずく状に伸びている。
↑これが、ハイドロキノン軟膏。 トレチノインは少しクリーム色の軟膏。
ちなみに、ハイドロキノンは厚生労働省で認可されているため、美白美容液など 入っている化粧品もあります。
トレチノインでは、日本では未認可。
米国FDA(厚生労働省みたいなところ)で認可されており、日本では医師が独自に調合して処方しています。
塗り薬の軟膏のほかに、ビタミンCとトランサミンという内服薬もいただきました。
ワクワク!これでキレイになれるかなぁ。胸をときめかせつつ、新たな治療を始めたのでした。
↑相変わらず厚化粧で顔が白い私
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→ 私のシミ治療記:トレチ・ハイドロキノン療法②【連載 6/10】