つまり毛穴の原因と対策方法

毛穴の開きには、大きくわけて2タイプあります。

1.たるみ毛穴
2.つまり毛穴

今回は、「つまり毛穴」についてです。

つまり毛穴とは、その名の通り毛穴に余分な皮脂や汚れが詰まった状態のことです。
皮脂の分泌がさかんな鼻の頭や顎に出来ます。
たるみ毛穴は、加齢による頬のたるみが原因のため、30代頃から目立ち始めますが、つまり毛穴は、年齢に関係なく出てきます。
皮脂分泌が盛んな10~20代頃に現れますが、正常なターンオーバーや皮膚の保水力がある若いうちは、気にならないようです。
ターンオーバーが長くなり、保水力や肌の弾力が低下し始める20代後半~30代あたりから、気になり始める方は多いようです。
頬や目元は乾燥しているのに、鼻の頭は皮脂が詰まっていて酸化し黒くなっている状態(ブラックヘッド)のお客様もいます。

さらに、「つまり毛穴」 は2つの状態に分類されます。
わかりやすく、マイクロスコープの画像で比較します。
(左が表皮・右が真皮を写した画像です)

①毛穴の表面が開いていて、
中のつまっている物が見えている状態(ブラックヘッド)

②毛穴の表面が閉じていて、中のつまっている物の上に角質が覆いかぶさっている状態

《原因》

①、②ともに共通する一番の原因は、余分な皮脂や汚れが、落としきれずに毛穴に溜まっているためです。
①は、表皮の弾力が低下して毛穴の周りがゴワゴワと固くなっている状態です。
毛穴の周りは徐々に漏斗状に広がり、広がったままになると、更に皮脂や汚れが溜まるという悪循環に陥ってしまいます。
こうなると、毛穴はどんどん目立ってきてしまいます。
②は、年齢とともにターンオーバーが乱れて長くなり、はがれ落ちるべき古い角質が表面に溜まり、毛穴を塞いでいる状態です。
毛穴の中にある皮脂が出口を失い、中で溜まってしまうのです。

《予防と対策》

①も②も、毎日の洗顔で皮脂や汚れをしっかり取り除くことが必要です。
しかし、固く詰まっている皮脂は、なかなか通常の洗顔だけではとる事ができません。
すでに詰まっているものを取り除き、いったんキレイにするには、キッシング(吸引)やスクライバー(超音波洗浄)など、
エステで専用の機器を使ったトリートメントを受けると良いでしょう。
予防も兼ねて、自分でお手入れをするなら、お風呂で皮膚が柔らかくなったところに、週に1回程度、毛穴が気になる部分にだけゴマージュなどを使い、古くなった角質を取り除くことも効果的です。

①のタイプのつまり毛穴の場合は、毛穴パックは比較的有効と言えます。
しかし、はがすタイプの毛穴パックは、毛穴意外の角質層もはがしてしまい、肌にダメージを与えてしまうので、あまりお薦めできません。
また、やりすぎると皮脂が取れたあとの毛穴が開きっぱなしになり、更に皮脂や汚れが詰まるという悪循環に陥るので注意が必要です。
パックをするなら、ペーストタイプで洗い流すクレイパックなどがお薦めです。

さらに、保湿をしっかり行い、表皮の潤いを保つことも大切です。
オイルフリーの乳液やローション、美容液を使ってみずみずしい状態を保つことで、肌を柔らかくし、漏斗状に広がった毛穴の周りの表皮を、少しずつふっくらさせていくのです。
一度開ききってしまった毛穴を小さくすることは、すぐには難しいですが、日々のお手入れをしっかり行うことで、少しずつ改善していくことは可能です。

↓ドクターピュアラボ肌再生プログラムで、つまり毛穴を改善した例をご紹介します。

鼻の頭のブラックヘッドがかなり改善されました。
さらに、頬のたるみ毛穴も徐々に改善されているのがわかります。

↓こちらは、角質が覆いかぶさっているタイプのつまり毛穴。
「こもりニキビ」ともいい、内部で炎症が起きると化膿した赤いニキビに発展します。

サロンケアとホームケアで正常なターンオーバーに戻します。
古くなった角質を押し上げて新しい細胞に入れ替わったことにより、ポツポツ、ゴワゴワしていた肌の表面が滑らかになり、潤いとハリのある若々しい肌に生まれ変わりました。
肌質が変わると、見た目の年齢や第一印象も大きく変わりますね!

日々の正しいお手入れで、肌は生まれ変わります。
毛穴の開き・シミ・しわ・たるみ・ニキビなど、お肌の悩みをお気軽にご相談下さい。

つまり毛穴の原因と対策方法” に対して1件のコメントがあります。

  1. 岡野 百花 より:

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    > たじりん様
    いつも読んで下さって有難うございます。
    ドクターピュアラボは、シミやシワだけでなく毛穴にも改善が見られますので、
    お客様もとても喜んで下さっています。

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