洗顔料はモコモコに泡立てて使う方がいいのですか?

洗顔方法について、お客様から質問を受けることがあります。
「洗顔料は、泡立てネットでしっかり泡立ててから使う方がいいのでしょうか?」
私は 「泡立てネットを使っても使わなくても、どちらでも良いです」 と答えます。

よく〝泡で洗う” という言葉を聞きます。
指先や手のひらが肌に触れないように モコモコに泡立てて洗った方が肌に優しいとか、
いっぱい泡立てた方が、毛穴の中に泡が入りこんで綺麗にするとか…
もちろん、ゴシゴシと擦るのは表皮を傷つけてしまうのでNGです。
しかし、洗顔時に指先や手のひらが触れたくらいで肌がダメージを受けてしまうようでは、肌のバリア機能そのものが正常でないということです。
そして、皮脂が詰まり固まってしまった毛穴の中までは、泡では綺麗になりません。
私の理解では、洗顔時の泡の役割とは、
洗顔料に含まれる成分を顔全体にまんべんなく行きわたらせるため、と考えています。
泡立てる・泡立てない ではなく、どういう成分の洗顔料で洗うかが重要なのです。

ターンオーバー(肌の生まれかわり)の理想的なサイクルは、28日周期と言われています。
しかし、20代後半から30代40代と年齢を重ねるにつれて肌の新陳代謝が衰え、ターンオーバーは40日〜60日といったように、長くなってしまいます。
古くなった角質が剥がれ落ちずにどんどん溜まっていくことで、メラニン色素を含んだ細胞=シミ となって表れるばかりでなく、お顔全体がくすみ、肌がゴワゴワと固くなりシワの原因にもなります。

肌トラブル・老化というと、つい 「何かを塗る」 ことばかり考えてしまいますが、トラブルの原因のひとつとなっている古い角質を 「どうやって取り除くか」 を、もう一度考えてみましょう。
古い角質を一気に取り去るピーリングはもちろん有効ですが、まずは、日々の洗顔に気を付けることから。
正しい洗顔で、少しずつターンオーバーを正常に戻すことは出来ます。
角質を柔らかくし、落としやすくする為には、AHA(グリコール酸)や BHA(サリチル酸)などの角質柔軟成分が配合された洗顔料を使うことが効果的です。

ちなみに、ブルジョンでお勧めしている洗顔料は
ドクターピュアラボの、No.1

朝晩の洗顔をしばらく続けていると、まず始めに感じるのは洗い流す時の肌の触感の違い。
つるんというか、人によっては ぬるんと感じる方もいらっしゃるようです。
これは、洗顔料が落ちていないのではなくて、古い角質が剥がれ落ちているサインです。
使い続けるうちに、少しずつ肌が明るくなっていくのが実感できます。
ご興味がある方は、単品でも購入していただけますので、ご相談下さい。

毎日必ず行っている洗顔。
美肌へ近づくために、もう一度基本を見直してみませんか?