ビューティーワールドジャパン2013 化粧品や美容機器のトレンド考察

先日、東京ビックサイトにて3日間行われた ビューティーワールドジャパンに行ってまいりました。
エステティック、ネイル、美容機器、ヘア、医療美容、スパ、健康、癒しに関する全ての製品、情報、技術、サービスが国内外の企業から出展される日本最大のビューティー見本市です。
日本全国から、美容を仕事にするたくさんの女性達が(男性もいます)たくさん来場していました。

↓こちらは、田中玲子先生の「美点マッサージ」デモンストレーションの様子。
わかりやすく心のこもった解説でした。皆、メモをとりながら食い入るように先生の手元を観察します。

↓こちらは、東京で数店舗のサロンを展開されている「グラツィア」さんのブース。
池袋のサロンにトリートメントを受けに行ったことがありますが、モダンで素敵なサロンでした。

エステサロン化粧品の動向としては、数年前までヨーロッパ系のオーガニックやフィトセラピーを主としたコスメが展示エリアの多くを占めていましたが、
ここ数年は、韓国や中国などのアジアンコスメが多く台頭してきている印象を持ちました。
一方の日本メーカーは技術力を感じます。
有効成分をしっかり浸透させるナノテクやリポゾームなどを用いて結果を出せる化粧品をつくろうと、各社が鎬を削っています。
いくつかのブースで目にした注目成分は、「ダチョウ卵由来の卵殻膜コスメ」卵殻膜には、ヒアルロン酸やコラーゲンの他、人の皮膚に近いアミノ酸で組成されており、美容効果の高さが注目されています。

また、もう一点気になっているのは、「グリーンピール」などに代表されるハーブを主体としたピーリングです。
これまでの、AHAなどのピーリングとは異なり、植物成分の力で肌再生を行うプログラムをサロンのトリートメントで行っていくもの。
ブルジョンで導入するかどうか未定ですが、検討してみたいと思っています。

美容機器は、美顔器を主に見てきました。
サロンで使用する高価な機器もたくさんありますが、サロンだけでなく、お客様にホームケアでお使いいただけるハンディタイプの機器が多くなってきたように思います。
数年前までは、ホームケア用の機器は効果が弱いイメージがありましたが、最近は、業務用の機器と比べても、それほど劣らない性能を目指しているようです。

↓超音波、EMS、エレクトロポレーションの3WAYに使える美顔器。

お試しで使わせていただきました。
EMSは顔の筋肉がグーッと動くのがわかる刺激。
エレクトロポレーションで美容成分を導入すると、頬がスッキリした感覚でした。

会場をまわったのは1日だけでしたが、短い時間の中でとても有益な情報を得ることが出来ました。
化粧品、美容機器、マッサージ技術など、これからももっともっと勉強しなければと 改めて感じています。
私自身が自信を持ってお勧め出来るものだけを厳選し、お客様にご満足いただけるサービスに反映していきたいと思っております。